【ケトルコーンプロジェクト】脱炭素社会の環境保全ポップコーン栽培

いま社会的に大きな変化が起きていますが、『食』は特に私達にとって身近で意識改革を向けるべき大切な分野です。
食の考え方は、今までのように
【大量生産→スーパー大量ディスカウント販売→消費→余ったら捨てる】
時代ではなくなります。(なくならなくてはいけない)
突き詰めると、いままで当たり前とされてきた、農作物や食品加工の過程で環境に負荷をかける大量生産体制(農薬、除草剤、化学肥料、添加物の慣行)は、もう社会として求められていないということです。
日本政府もやっと重い腰を上げ、脱炭素社会実現のため「2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%(100万ヘクタール)に拡大」などの計画案を打ち出しました。
それだけ、世界的に地球環境が切羽詰まった状況で、農社会も変えていかなくてはならない時代にきている証拠です。
◆脱炭素社会の環境保全ポップコーン栽培◆
我々は、Nijiya kitのケトルコーンキットの発売を開始と同時に「ケトルコーンプロジェクト」をスタートさせました。
農薬、除草剤、化学肥料を使わずに元気に育った安全なケトルコーンを食べていただくためにたくさんの有機ポップコーンを栽培します。
ケトルコーンプロジェクトは、自然環境に負荷をかけない有機農地がどんどん広がるために耕作放棄地をポップコーン畑に変えて、有機農業を促進していきます。
そのために美味しい安全なケトルコーンをたくさんの子ども達に食べて欲しい願いがあります。
どんどん食べて需要が増えれば、耕作放棄地がどんどん有機ポップコーン畑の農地に変わっていく計画です。
◆脱炭素社会を目指すには「オーガニック」の概念を変える必要あり!?
一昔前は、「オーガニック」と聞くと、「高いもの」とか「自分には興味がない」という消費者が多く“別物扱い”になっていました。
欧米では、有機栽培が地球環境保全につながるという意識を持ってオーガニック商品を購入する消費者が増えています。
アメリカでは安売りで有名なスーパーのウォルマートでもOrganicという文字が書かれた商品が店頭に並ぶようになりました。
日本にでも一人でも多くの消費者が、地球に優しい有機栽培、オーガニックを考えた商品を選択する社会へと移っていかなくてはならない時です。
◆脱炭素社会を目指すには消費者は何が必要?
ポップコーンひとつをとっても、商品によっては、そのポップコーンの産地はどこで、どのように栽培されたのかを調べると、大量栽培をするために除草剤や農薬、化学肥料をたくさん使用して収穫されたコーンに繋がることが分かります。
それは人体の影響だけではなく、今後、脱炭素化を目指していく動きを鈍らせている農作物になっているのです。
これからは、生産者やスーパーが脱炭素社会を築くために有機栽培作物の供給を増やしていくには、私たち消費者が食への考え方を変えていく時がきています。
いきなり全てをオーガニックに変えることは不可能ですが、店頭に並ぶ商品を見て、どこから来てどのように育てられたものかを意識するだけで食材に対する見方がかわります。
少しの行動でもその輪が大きくなれば社会は変わっていくと思います。
【化学肥料・農薬・除草剤不使用】島根の大自然で育ったコーンを使って作る「ケトルコーンキット(3回分)~瀬戸内レモンフレーバー付」