【エシカル消費】お菓子キットでできること|Nijiya kit

大きな時代の節目にいる私達。なんとなく今までのような生き方ではいけないなと感じてきている私達。
産業が進み、経済成長とともにお金さえあれば欲しい物が手に入る時代となっている現代。
欲しい物を自分のところで買ってほしいメーカーは、1円でも多く稼ぐため安い商品をたくさん作ってたくさん売り、消費者は1円でも安い商品を探し、すぐに捨ててまた新しい安いものを買う。
これを繰り返し、世界で生産された食料の約1/3が失われ、捨てられているのが今の世界の現状です。(FAO調べ)
こうした大量消費の時代は今でも行われていますが、その消費の価値観に変化が出てきました。
その考えが「エシカル消費」です。
お菓子というのは嗜好品という位置づけですが、現代の私達の生活の一部となっているお菓子がNijiya kitとしてエシカル消費でできることを考えてみました。
【エシカル消費】お菓子キットでできること
日本の「エシカル消費」の認知度は、12%(R2消費者庁調査)ということですが、少しずつ注目されてきていますよね。
「エシカル」という言葉自体の概念は広いですが、一般的に言われている「エシカル消費」とは、『人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノ』を購入・消費することと言われています。
自社の利益優先で地球環境保全や地域社会への還元を無視した大量産・大量消費とは逆の消費を言います。
食べ物でいうと、安いものを作って売るために農作物を化学肥料、除草剤、農薬を使って効率的に量産し、食品添加物をたくさん使って食品を加工し格安販売するためモノの消費量をあげるのが大量消費です。
また、さらなる作物の効率化によって毒性の強い除草剤にも耐えられる作物を作るため遺伝子組換え作物や効率量産だけを考えたゲノム編集食品というあらたな食糧生産方法が生まれました。
Nijiya kitは、材料選びにできる限り上記のような大量生産のために作られた農作物からできた材料を使わず、地球環境、人体への影響がない自然に近いモノを選んでいます。
【エシカル消費】を目指す理由:大量生産の悲劇をみたくない
日本では特にオーガニック食品は高いとか健康志向のものという考えが先行してしまいますが、オーガニックという考えはエシカル消費をする上でとても重要な位置づけで考えています。
大量に土壌で使われる化学肥料による過剰人工窒素による自然環境破壊や、農薬・除草剤散布による生態系破壊はすでに世界の常識になりつつあります。
あまり知られていませんが、日本の農薬使用量は、政府の規制緩和によってイギリスの3倍、アメリカの6倍と言われています。
また、自然環境破壊だけでなく、子どもの障害への影響も指摘されています。
Nijiyaでは、自然環境保全の上で有機農作物を生産、消費することが当たり前になるべきだと考えています。
【エシカル消費】Nijiya kitでできること
エシカル消費は、「どのように作られたモノか」だけでなく、「どのように売っていくか」を考えていかなければならないと思っています。
お菓子材料というのは、日々消費するものではないので、どうしても余らせてしまうモノが出てきます。
Nijiya kitは、計量された材料の販売をすることで、消費者が無駄に材料を余らせることなく、必要なものを必要な分だけ買うことができます。
また、市販でなかなか全部買い集めるのが難しい良質な素材を必要分だけキット材料で販売できるメリットもあります。
最後は消費者が社会を変える
エシカル消費の概念は、日本で最も重要な消費概念ですが、いくら政府が脱炭素化や企業がSDGsを広報的に伝えても、消費者が本当にエシカルなモノを選択し、生産者側に求めていかないと、本当のエシカル消費社会には変わっていきません。
まだまだできていないこと、やれることはたくさんありますが、これからどんどん変わりゆくエシカル消費の社会に向け、Nijiya kit商品も地球に優しい、人体に優しい安全で安心できる商品を作る責任をもって取り組んでいきたいと考えています。